なぜ授業でスマホを活用しないのか(撮影:今井 康一)

 「お笑い芸人」と「絵本作家」という、異なる2つのジャンルで活躍するキングコングの西野亮廣氏。先日、自著である『えんとつ町のプペル』をネットで無料公開したことでも大きな話題を呼んでいる。

 そんな西野氏が「めちゃめちゃ面白い!」と激賞している本が、『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』だ。2013年に発売され、ロングセラーとなっている。

 1つのジャンルで「100人に1人」になり、さらに別の分野で「100人に1人」を目指すことで、誰でも「稼げる人になる」。その方法を説いたこの本が、西野氏の活動の大きなヒントになっているという。

 今回、本の帯に西野氏が推薦文を寄せてもらったことをきっかけに、著者の藤原和博氏との対談が実現した。第4回目は「スマホ」とこれからの教育について。西野氏もすすめる「スマホ授業」とは——。

 ■いまの学校、どうして「スマホ」を避けるのか

 西野:これからの学校には、授業を面白くする技術を持った「面白い先生」がたくさんいたほうが絶対にいいと思っていたのですが、藤原さんのお話を伺っていると、いまの学校教育では、厳しいところもあるんですね。

 

 藤原:そうですね。学校というのは「教員免許状を持った人が、決まったカリキュラムのもとに教えなければいけない」という決まりがあるのが大きいですね。だから、「正解」だけを教えつづけているのが、ほとんどの教育現場の現状です。

 西野:決まったカリキュラムに沿った授業内容になるから、その結果、「無理やり覚えさせよう」というスタイルにもなったりするんですね。

 藤原:はい。そのため、茂木健一郎先生や、でんじろう先生のような「面白い先生」がなかなか出てこないんです。

 西野:実はですね、いま、フジテレビのオンデマンド放送で「ハミダシター」という、いろんな業界の枠から「はみ出した人」をお招きして対談する番組をやっているんですが、番組に出ていただいたみなさんが学校教育について同じことを言うんです。

 藤原:いろんな業界の人が、どんなことを言うんですか?

 西野:「学校教育で洗脳されてブレーキを踏んだ」と。なぜ学校教育ってこんなにつまらなくて、人の個性をダメにしちゃうのか。なぜもっと「面白い授業」ができないんでしょうか。「学校を面白くする」という話だったら、スマホを使うのはアリだと思うんです。どう思いますか?

 藤原:僕もそう思います。高校以上では、授業でスマホを使わないのはありえないですね。

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