定例会見で朝ご飯に関するアンケート結果について語るJA福井県5連の田波俊明会長=13日、福井県農業会館

 JA福井県生活指導員会が県民を対象に行ったアンケートによると、回答者の86・2%が朝食を「毎日食べる」とし、68%が「朝食の主食はご飯」と答えた。全国平均を大きく下回った朝食欠食率と合わせ、県民の朝食に対する意識の高さがうかがえる結果となった。

 JA県5連の田波俊明会長は13日の定例会見で「福井は2世代、3世代同居が多い。両親が共働きでも、祖父母が子どもに朝食を作って食べさせてくれているのだろう」との見方を示した。

 国内のコメ消費が毎年8万トンずつ減っている危機感から、県JAグループは田波会長の肝いりで2015年度から「ふくい朝ごはんキャンペーン」を展開中。アンケートで朝食を食べない人の半数が「時間がない」を理由に挙げたことを踏まえ、今後はパックご飯とパック総菜の普及にも力を入れていく方針だ。

 パックご飯・総菜は「パンと同じ5分程度で朝食作りが可能で、洗い物もしなくていいメリットがある」(田波会長)。またパックご飯は中国の観光客も制約なく持ち帰ることができ、輸出の伸びも期待されている。

 ただ、福井県内のコメ生産量は全国生産量の1〜2%にすぎない。田波会長は「北陸4県でパック工場を造るなどの発想が必要。日本全体のコメや野菜が売れるような形にしていくべきだ」と述べた。

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