キャンペーンをPRする福井市内の大型商業施設の代表者ら

 石川県小松市に24日にオープンする大型商業施設「イオンモール新小松」への福井県内消費者の流出を防ごうと、福井市内の4商業施設が県内での買い物を促す共同キャンペーンを始める。エルパ、パリオシティ、西武福井店、ベルの責任者らが10日、福井新聞社を訪れ「力を合わせて地域経済を盛り上げたい」と意欲を示した。

 イオンモール新小松は、福井県あわら、坂井両市と福井市北部を商圏と見込んでいる。県内商業施設などは危機感を強めており、福井商工会議所の呼び掛けで4施設は昨秋、初めての企画としてハロウィーンにちなんだスタンプラリーを実施した。

 キャンペーンは「I LOVE FUKUI SHOPPING CAMPAIGN やっぱりふくいがおもしろい!」と銘打ち、共同での販促広告のほか、ゴールデンウイーク、旧盆などの連休期間を中心にイベントなどを展開する。さらに各施設ではイオンモール開業前後にセールやイベントを実施し、相乗効果を高めたい考えだ。

 この日は、エルパを運営する協同組合福井ショッピングモールの竹内邦夫専務理事、パリオシティを運営する東部商業開発事業協同組合の小出賢理事長、西武福井店の大野仁志店長、ベルの石田正則社長、同会議所産業・地域振興課の春日野道治課長らが訪れた。竹内専務理事らは「福井ならではの品ぞろえと心のこもったサービスにこだわることで、流出は食い止められる。地元の魅力を再認識してもらうことを目指す」と意気込んだ。

 同会議所は今後、流通第2部会(小売業)の所属企業約700社にも共同キャンペーンへの参加を呼び掛け、地域での消費拡大を進めていく。

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