打撃練習で快音を響かせた福井工大福井ナイン=14日、甲子園

 選抜高校野球大会(19〜30日・甲子園)に2年連続5度目出場の福井工大福井ナインが14日、甲子園練習を行い、ノックや打撃練習など30分にわたり、聖地での感触を確かめた。北川智也主将は「早く試合がやりたくてうずうずしている」と初戦へ気持ちを高ぶらせた。

 午前10時に練習開始のサイレンが鳴り響くと、北川主将の掛け声で選手たちは勢いよくグラウンドに駆けだした。最初の10分は守備練習。外野はフライの感覚やクッションボールの確認、内野はゴロの弾み方などを確かめ、遊撃手の西村吏久人は「バウンドを合わせやすくて守りやすい」と軽快な動きをみせた。

 その後10分は打撃練習。中軸を担う吉田有哉、井上開都らが快音を響かせた。吉田は「調子はまあまあ。詰まらないように心掛けたい」と話した。大須賀康浩監督は「打線の調整は順調に来ている」と手応えを語った。

 残りの時間は4投手がマウンドの感触を確かめた。エース左腕の摺石達哉は7球全て直球を投げ込んだ。初戦に向け「低めに集めて、打たせて取る投球ができれば」と意気込んだ。

 福井工大福井の初戦は大会第4日の22日、第1試合(午前9時)で東北王者の仙台育英(宮城)と対戦する。

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 福井工大福井の3番を務める井上開都が打撃練習で、豪快にスタンドへ放り込んだ。

 高めを振り抜いた打球は右翼席に届き、練習を見学に来た観客から大きな拍手が起こった。井上は「浜風で打球が押し戻されると聞いていたが、意外と入るもんだなと思った」と頼もしい一言。調子は上がってきているといい、打線も練習試合で2桁得点を重ねるなど好調だ。「次は試合で」。この日同様に快音を響かせてくれるに違いない。

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