駅名変更を記念して下兵庫こうふく駅で配られる越前織製の「こうふく切符」

 新駅名の記念に「こうふく切符」をどうぞ—。福井県坂井市坂井町下兵庫のえちぜん鉄道下兵庫駅の駅名が25日、「下兵庫こうふく駅」に変わる。市は越前織でつくった「こうふく切符」300枚を駅の降車客にプレゼントする。同日は周辺の散策路を紹介する地図「こうふくロードMAP」も駅にお目見え。「こうふく」の名前を使い地域の活性化を狙う。

 駅名変更は、市とえちぜん鉄道が、地域の観光資源などを駅名に入れて沿線のブランド化を図る取り組み。同日は市内4駅の名前が変わる。兵庫地区には奈良興福寺の荘園があった縁で、現在も地元児童が育てた米を同寺に奉納するなどの交流を続けていることから「こうふく」の文字を取り入れた。

 記念切符は縦5・5センチ、横8・5センチで「笑顔で暮らせるまち こうふく切符」の文字を織り込んでいる。同地区の春日神社で幸福を願う祈願も受けた。25日午前11時〜午後0時台に到着する電車で同駅に下車した先着300人に贈る。

 「こうふくロード」は淵龍の池、春日神社など9カ所を巡る所要時間約20分の散策コース。25日から看板とイラスト地図を駅に設置する。

 市内では同日、「太郎丸エンゼルランド駅」「西春江ハートピア駅」「西長田ゆりの里駅」の新駅名が登場。また市内の残る5駅を含めた全9駅で、「笑顔で暮らせるまち」のキャッチフレーズと、市内の名所を描いたイラスト入り駅名看板に統一し、市の魅力を利用客にアピールする。

関連記事