中部縦貫自動車道「永平寺大野道路」の永平寺西インターチェンジ(IC、永平寺町諏訪間)—永平寺東IC(同町谷口)間一・六キロが完成し十七日、開通式が行われた。永平寺大野道路は一九九三年六月の越坂トンネルの開通以来、十三年九カ月ぶりに延伸。国交省福井河川国道事務所は、二○一六年度を目標に福井—大野間の開通を目指す。

 永平寺東ICでの開通式には、西川知事や県選出国会議員をはじめ永平寺町、福井、大野、勝山市の沿線首長ら関係者ら約二百人が出席した。国交省近畿地方整備局の布村明彦局長は「永平寺大野道路は約九割の用地を取得しており、着々と工事が進んでいる。今後の整備に努力したい」とあいさつ。来賓の西川知事は「真に必要な道路であり、一日も早い全線開通に向け力を合わせよう」と呼び掛けた。

 テープカットに続きくす玉を割って開通を祝った。関係者による通り初めパレードも行われ、真新しい高架橋を車でゆっくり渡った。午後四時から供用が始まった。

 永平寺大野道路は、福井市から永平寺町、勝山市を経由し、大野市に至る延長二六・四キロで、永平寺西IC—大野IC間は九○年度に着工した。

 今回開通した区間は、越坂トンネル(一・八キロ)東側から続く暫定二車線。約六百三十メートルが高架橋で、当分の間は無料通行。朝の通勤時に諏訪間交差点付近約一キロで発生していた渋滞が緩和される。

 永平寺大野道路は今後おおむね十年で整備する見通しが示されており、上志比IC—勝山IC間(七・九キロ)は二○○八年度に供用開始する計画。用地買収率が65%と難航している永平寺東IC—上志比IC間の整備促進が今後の課題となる。

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