富山市のストリートスポーツパークのスケートパーク。同様の施設が、福井市のふくい健康の森に整備される予定となっている

 開設から20年以上経過した「ふくい健康の森」を幅広い年代に利用してもらおうと、福井県は大規模なリニューアルに初めて着手する。2020年東京五輪の正式種目となったスケートボードを楽しめるスケートパークを整備するほか、400メートルトラックのフィールド内に大型屋根を設ける。17年度は実施設計を行い、19年春ごろのオープンを目指す。

 県は1994年の県民健康センターを皮切りに、健康スポーツ公園や温泉のある生きがい交流センターなどを整備してきた。

 県地域福祉課によると、99年度の利用者は約30万人。その後、徐々に増えて15年度は約43万人だった。地域別では福井市が6割を占め、年代は60代以上が5割だという。

 このため「より多くの地域から来てもらい、若者を含む幅広い世代が楽しめる施設にしたい」と宮前佳弘課長。大規模なリニューアルに向け、実施設計費2690万円を17年度当初予算に計上した。

 計画では、スケートパークは現在のゲートボール場の敷地を活用する。3千〜4千平方メートルに整備し、若者に人気のあるスケートボードやインラインスケート、競技用自転車BMXが楽しめる。パーク横には芝生広場を新たに設ける。

 さらに、利用者から要望のあった大型屋根を400メートルトラックのフィールド内に造る。日よけや雨よけができるため、遠足などの校外学習やイベントでの活用を見込む。

 全長1・7キロの周回道路歩道をウオーキングコースに設定。アスファルト舗装部分0・9キロを足腰に負担の少ないゴムチップ舗装にする。照明灯を増やすことで、夜間の安全を確保する。

 幼児向け遊具が設置されている「ちびっこ広場」に、大人も楽しめる遊具を新設するほか、全国大会の開催ができるようにマレットゴルフコースを36ホールに増設する。

 県は総工事費を約6億円と見込んでいる。18年度に着工する予定。

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