再試合を終え、健闘をたたえ合う健大高崎(手前)と福井工大福井の両校ナイン=甲子園

 第89回選抜高校野球大会第9日は28日、甲子園球場で引き分け再試合となった2回戦が行われ、第2試合は福井工大福井が高崎健康福祉大高崎(群馬)に2—10で敗れ41年ぶりの8強入りはならなかった。

 ▽2回戦(28日、甲子園)
 福井工大福井(北信越代表)
 000 000 002…2
 400 600 00x…10
 健大高崎(関東代表)

 ■福井工大福井 加藤功海、中田泰暉、氏家拓海—島谷元貴
 ■健大高崎 向井義紀—大柿廉太郎

 ▽本塁打 山下航汰(健大高崎)

 福井工大福井は初回、公式戦初登板の健大高崎先発・向井義紀を攻め2死一二塁としたが5番佐藤勇斗の打球が二走に当たる不運で無得点。八回には先頭の北川智也が痛烈な打球の三塁打を放ったが後続が三振に倒れた。自慢の打線は相手投手の変化球に苦しみ11三振を喫するなど3安打に抑えられた。

 九回には2四死球から相手失策などで2点を返したが、飛球で走者が飛び出しアウトになるなど終始リズムをつかめなかった。

 今大会初登板の福井工大福井先発・加藤功海は3回2/3を投げて9失点。満塁のピンチから登板した2番手の中田泰暉はいきなり本塁打を浴びた。26日の試合で好救援を見せた氏家拓海は五回から登板、4回を被安打2、無失点と好投したものの報われなかった。

 健大高崎は1回、福井工大福井・加藤を攻め5安打で4点。四回には、安打とスクイズ、さらに3番山下航汰が今大会2本目となる満塁本塁打を放ち計6点を挙げ、10点差とし試合を決定づけた。 

 勝った健大高崎は準々決勝で秀岳館(熊本)と対戦する。(大会第10日第3試合、午後1時半試合開始予定)

 同じく引き分け再試合となった第1試合は福岡大大濠が滋賀学園を5—3で下し準々決勝に進出した。

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