福井城址(し)の御廊下橋を、往時の姿に復元する計画を盛り上げようと、県のイベント「福井城址 春の一日」が三十一日、桜の花が色づき始めた同橋付近で開かれた。お市の方グランプリの竹内百恵さん(23)らが参加し、一口五百円の寄付を募ってレプリカの福井藩札を渡す「ワンコインサポーター運動」が華やかにスタートした。

 県と福井市は、現在の御廊下橋を架け替える復元計画に着手し、来年二月の完成を目指している。計画を県民一体となったものにしようとサポーターの募集を企画。三十一日以降もさまざまな催しで募集していく。

 イベントでは竹内さんが、最初のサポーターとして五百円玉を募金箱に投入。レプリカの藩札を受け取った。レプリカは大、小六種類ずつ準備。中には明治初期の貴重な藩札の複製もあり、歴史ファンら大勢の人が列をつくった。

 橋のたもとでは、明治初期の御廊下橋の写真や復元計画の説明パネルなどを展示。天守跡では市内の愛好家による詩吟や吟舞、民謡踊りなどが繰り広げられた。

 また、この日は夜から福井城址の桜のライトアップも始まり、二十八基のナトリウム灯が辺りをオレンジ色に染め上げた。開花期間中、日没から午後十時まで毎日点灯する。

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