五つ子のフキノトウ=福井市

 福井市の会社員、釆女慶子さん(65)が、自宅前の山の斜面で、“五つ子”のフキノトウを見つけた。「40年ほどこの場所で見てきたけれど、こんな形のものは初めて」と驚いている。

 フキノトウは、1本の茎から、細かい花の塊が一つ、つぼみのように伸びるが、塊が五つ寄り添うように並んでいる。福井総合植物園プラントピア(福井県越前町)によると「帯化(たいか)」と呼ばれる現象とみられ、芽の幼いときに付いた傷を修復する過程で変形した可能性があるという。

 「見つけた瞬間、あまりにかわいらしくて食べるのをためらった」と釆女さん。「しなびないよう、しばらくは冷蔵庫で保管します」と話していた。

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