多彩な声色を使い朗読する紺野さん=2日、福井市のフェニックス・プラザ

 福井新聞・女性の集い「ささら」の本年度第1回サロンが2日、福井市のフェニックス・プラザで開かれた。女優の紺野美沙子さんが多彩な声色で本を朗読。仕事や家族、国連開発計画(UNDP)親善大使の活動についてユーモアを交えて語り、約1300人の会員を楽しませた。

 紺野さんは2010年から「朗読座」を主宰し全国で公演している。この日は写真絵本「さがりばな」や、女性にまつわる著名人の名言を読み上げた。さがりばなの朗読では、草花や空などの風景写真をスクリーンに映し出し、ピアニスト中村由利子さんの演奏に合わせて凜(りん)とした声を響かせた。

 トークでは「姉が福井に嫁いでいて、私も年越しの時は越前そばを食べる」などと福井とのゆかりを紹介。息子の幼少期の思い出や、大学4年生になった現在の様子に触れ「疲れていても息子のためなら何でもできるが、夫だと…」と会場の笑いを誘った。

 親善大使としてはパレスチナやブータン、ケニアなど多くの発展途上の国や地域を訪問。初めて訪れたカンボジアでは貧困による子どもの人身売買に衝撃を受けた。「格差をなくすための答えはなかなか見つからないが、まずは自分の周りの人を笑顔にするのが大切なのでは」と語った。

 オープニングコンサートとして、福井市の窪田ひとみさん、鯖江市の岡田明日香さんのハープデュオ「ショコラルペ」の演奏もあった。

 「ささら」には企業サポーターとして次の各社が協賛している。

 永和住宅、キリンビール福井支店、近畿日本ツーリスト福井支店、グランディア芳泉、黒川クリーニング社、県民せいきょう、セーレン、野村證券福井支店、ハーモニーホールふくい、福井銀行、福井トヨタ自動車、福井トヨペット、北陸電力、三國屋善五郎、安田蒲鉾、ユアーズホテルフクイ

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