福井県若狭町の拠点となる活性化プロジェクトが打ち出された熊川宿

毛利・メリンダ・ロドラさん

 フィリピン出身の主婦 毛利・メリンダ・ロドラさん(50)=若狭町

 約30年前にピアニストとして来日し、結婚を機に福井県に移住した。フィリピン・マニラで育ったので、都会よりも自然あふれる土地に憧れていた。すぐ近くに山があり、水もきれいな福井は、まさに理想の場所だ。

 母国フィリピンからの訪日客があると、必ず連れて行くのが若狭町の熊川宿。はるか昔、京都までサバを運んだ道を鯖街道と呼ぶなんて、歴史があってすてき。立ち並ぶ家屋は伝統的で美しい。「山に囲まれて、のんびりとした雰囲気なのもいい」とみんな気に入ってくれる。

 伝統的な行事の風情も好き。小浜市の「お水送り」を見たときは、白い衣装に身を包んだ人々がたいまつを持って夜の町を練り歩くのを見て、ぞくぞくした。山車をみんなで引っ張ったり、屋台を出したりする祭りの文化は、とても面白いと思う。

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