日本政策金融公庫の福井、武生両支店(国民生活事業)が発表した2016年度の北陸3県の教育費負担に関する実態調査によると、自宅外から学校に通う大学生らへの平均仕送り額は年間187万2千円で、月額では15万6千円となった。

 自宅外から通学する学生の数は減る傾向にあり、福井は1世帯当たり0・53人。自宅から通う学生は、北陸3県で前年度比7・7ポイント上昇の62・7%となった。高校入学から大学卒業までに必要な入・在学費用は、平均801万円で前年度比60万円減少した。担当者は「自宅通学者が増加するなど地元志向が高まっており、全体的な支出を抑える傾向にあるのではないか」としている。

 世帯収入に占める在学費の割合は、前年度比5・3ポイント減の平均14・4%。負担割合「10%未満」が35・9%と最も多かった。教育費の捻出方法は「節約」(26・7%)が最多。「預貯金や保険の取り崩し」(22・0%)、「奨学金を受ける」(20・3%)と続いた。

 調査は2016年8月、高校生以上の子どもを持つ保護者を対象に行い、福井を含め北陸3県で100人ずつが回答した。

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