多くの鉄道ファンが撮影する中、走る「テキ521」=8日、永平寺町東古市

 1949年に製造された電気機関車のラッセル車「テキ521」の撮影イベントが8日、福井県永平寺町のえちぜん鉄道永平寺口駅周辺で開かれた。県内外から大勢の鉄道ファンらが詰め掛け、ベストショットを狙って夢中で写真を撮っていた。

 ラッセル車は午前11時25分と午後0時55分の2回運行。午前の部には約30人がカメラを構えた。停車場所の桜は3分咲きだったものの、線路近くには満開の菜の花が。茶色のラッセル車と黄色の鮮やかな色彩を収めようと、ファンらは真剣な表情でシャッターを切っていた。

 この日、午前4時に福井入りした中谷亮太さん(19)=京都府=ら5人は、福井市内で回送中のラッセル車と桜のコラボ写真を収めてから撮影会に参加。5人は「小ぶりでかわいい車両。いい感じに撮れました」と声をそろえた。

 同駅の線路上では、除雪用車両のモーターカーと来場者の綱引きもあった。子どもら15人ほどが重さ12トンの巨大車両と“対決”。顔をゆがめながら綱を引き、車両が動くと拍手が起こった。

 イベントは、同町東古市区まちづくり協議会と、地元住民でつくる「えち鉄521プロジェクト実行委」が毎年開催。太鼓や歌の発表があったほか、木っ葉ずしなど地元の特産品が並ぶ物産市も開かれた。

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