福井県観光連盟のホームページ「ふくいドットコム」

 訪日外国人観光客の需要を取り込もうと福井県は、県内で実施可能な体験・交流プログラム70項目をリスト化した。訪日客が買い物などの「モノ消費」から日本文化を楽しむ「コト消費」にシフトしているとして対応を進めた。ただ半数超が日本語のみの対応となっており、もてなしの課題が浮き彫りとなっている。

 リストは▽食▽生活体験▽伝統工芸—などで分類し、県観光連盟のホームページ「ふくいドットコム」などで発信。アクセスや体験の所要時間、価格、クレジットカード払いの可否などを英語で紹介している。

 70項目は、県が事業者の意向を基にまとめたリストの中から旅行業者が実際に対応可能かどうか判定し、審査を通過したものを掲載している。今後、対応が進んだものは掲載していくという。

 言語に関しては、多言語のパンフレットを用意したり、初級英語で対応したりする施設があるが、70項目のうち38項目が日本語のみの対応。県広域誘客課の担当者は「初めから完全なものを求めるのではなく、少しずつ充実させていきたい」と話している。

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