公演終了後、蓬莱町火災に対する募金を呼び掛けるOSKのメンバー=大阪市の近鉄アート館

 2月28日に発生した福井県越前市蓬莱町の火災を受け、たけふ菊人形で毎年公演しているOSK日本歌劇団が、同市への恩返しになればと、大阪市内の劇場で連日募金活動を行っている。

 OSKの中嶋健治取締役営業部長によると、団員はインターネットニュースで発生当日に火災を知った。住宅や店舗計10棟を焼くなど見慣れた街が大きな被害を受けたことに驚き、遠く離れた大阪でできることを考え募金活動を始めたという。

 大阪市阿倍野区の近鉄アート館での14〜17日公演で実施し、20〜23日公演でも続ける。1日3回の公演を行った14〜17日はアンコール後、各回主演の真麻里都さん、楊琳さん、悠浦あやとさんがそれぞれ蓬莱町の火災について報告。募金への協力を呼び掛けた。募金箱はロビーに置き、火災の被害を伝える本紙記事も掲示した。

 OSKファンにとって越前市はなじみの深い場所で、募金する来場者で毎回長蛇の列ができるという。中嶋営業部長は「越前市の皆さんに少しでも恩返しができればと思って取り組んでいる。その気持ちはファンの方も共有してくれているのでは」と話している。

 22日正午の公演終了後には、越前市ふるさと大使を務める劇団トップスター高世麻央さんも加わり募金を呼び掛ける。

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