福井―富山 5回無失点と好投した福井の先発浜岡秀輔=福井県営球場

 ルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツは21日、福井市の県営球場で富山GRNサンダーバーズと対戦し、3—0で完封勝ちした。通算4勝2敗1分けで、西地区2位。次戦は22日午後1時から、美浜町民広場野球場で首位の信濃グランセローズと対戦する。

富山
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福井

 今季初先発の浜岡秀輔が勝利を呼び込んだ。勝ち星こそ付かなかったが、5回をゼロで抑える好投。「先発で投げて、連敗をストップできたのでよかった」と安堵(あんど)した。

 直前の2試合は先発陣が崩壊。だが「気負わずに自分の投球をするだけ」と試合前から淡々としていた。

 そのマイペースが功を奏した。初回から毎回走者を出したが、まったく動じない。「点が入ったわけじゃない。とにかく打者集中」と生命線の低めへの制球がさえ、後続を着実に切って取った。

 ポーカーフェースの浜岡秀輔が繰り出す投球は強気そのもの。五回、2死二塁。前の打席で死球を与えた河田直人にひるむことなくインコースで勝負。「切れ、制球とも抜群」(中溝雄也捕手)の直球を詰まらせ二ゴロ。責任投球回を無失点で投げ切った。

 「十分。粘り強く投げてくれた」と力投をたたえた荘コーチ。が、当の右腕は「あと1回は投げたかったし、やっぱり勝利投手になりたかった」と悔しさも残った。シーズンはまだ序盤。先を見据え「今後も落ち着いた投球ができれば、結果もついてくる」ときっぱり。最後までその表情は崩れなかったが、内に秘めた闘志は相当のものだ。

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