若狭町遊子—塩坂越間で進められている「遊子トンネル」の貫通式が二十五日、行われた。二年後の二○○九年三月の供用開始を目指し、橋りょう工事などを進めていく。

 同トンネルは急こう配やカーブが連続する県道常神三方線の道路改良事業として○二年度に事業化。○六年七月、本体工事に着工した。

 事業区間は常神半島の付け根部分にあたり、急カーブが連続する難所。幅員約四メートルで一車線のみの現道が約一キロ続いている。トンネルは幅員六メートル、片側一車線となり、全体延長は五百二十メートル。緩やかなカーブで遊子—塩坂越間が結ばれることになり、約二分半の時間短縮が図られる。

 トンネル本体は来年五月に完成する。橋りょう部分を含む取り付け道路の工事は○九年三月の終了を目指している。

 式典には関係者五十人が出席した。県嶺南振興局の川波清一局長は「この道は常神半島と市街地を結ぶ唯一の生活道路。地元住民の要望に応えるため、早期完成を目指したい」とあいさつ。貫通発破や鏡開きなどを行い、貫通を祝った。