福井の新ブランド米の名称が「いちほまれ」に決まり、パネルを披露する西川一誠知事(左から4人目)ら=4月19日、東京都文京区のホテル椿山荘東京

 先日、ポストこしひかりの名前が「いちほまれ」に決まりましたね。

 ネーミングセンスが皆無で最後まで何も思い浮かばず、気づいたら締め切りを過ぎていた私からすると、なんてお上品でお米っぽくていい感じなんだー!と感動しましたが、どうやらそうは思っていない福井県民も多いようで…

 「炎上するくらい、もっと激しくてインパクトのある名前が良かった!」
 「無難で保守的な福井らしいね〜」
 「どこのお米かわからない!」
 とのご意見もちらほら聞こえてきます。

 そんなもんかな〜とぼんやり聞いていましたが、「どこのお米かわからない!」って意見には、ちょっと気になることがあるんです。

 福井に初めて来た人が口を揃えて言う言葉が、「福井にはこんなにいいものがたくさんあるんだね。知らなかった。」というものです。

 私も福井に関わりを持ってから、越前そばや越前がに、若狭ふぐ、越前漆器や若狭塗など、福井の美味しいものや素敵な伝統工芸の存在を知って、なんていいところなんだ!と感動しました。

 でも、ちょっと待って!

 この福井が誇るグルメや伝統工芸たち、みんな「越前」や「若狭」って名前がついてませんか?

 福井にはこんなにいいものがあるにもかかわらず、なぜ多くの人が福井のものであると知らないのかというと、この名前に問題があるんじゃないかと思うんです。

 確かに、越前がにや越前漆器、越前そばって、なんとなく聞いたことがなきにしもあらず…

 例えば鳥取砂丘や愛媛ミカンや佐賀牛…
 県としてはあまりパッとしなさそう(ごめんなさいっ!!笑)だけど、これらの観光地や名産品は、みんなが知っているし、どこのものかは聞いただけですぐにわかります。

 だけど、「越前」「若狭」と言われて、「福井のものだ!」とピンとくる人がいったい日本にどれだけいるのでしょうか?

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