福井コンピュータドットコムがインテリア雑貨店「フランフラン」に導入するVRシステムのイメージ

 福井コンピュータホールディングス(本社福井市)の子会社、福井コンピュータドットコム(福井県坂井市丸岡町、野坂寅輝社長)は、バルス(東京・渋谷)が運営するインテリア雑貨店「フランフラン」に、仮想現実(VR)システムを導入する。27日にリニューアルオープンする大阪・梅田店で運用を始める。インテリア小売業では初の試みという。

 バルスは福井県鯖江市出身の高島郁夫氏が社長を務め、全国約120店舗を展開する。同社によると、これまで店舗で取り扱う家具やカーテンなどの比較的大きな商品は、実際の部屋でどうコーディネートするかイメージしづらい課題があった。VRシステムの導入により、仮想の3D空間で家具や寝装品を配置してみて、実際の部屋を具体的に想定できるようになる。

 梅田店の一角に、大型ディスプレーを備えたVRシステムの体験コーナーを設置する。フランフランの商品群から好みのソファやベッド、テーブル、スリッパなどを選び、部屋をイメージした空間でコーディネートできる。ゴーグル型のヘッドマウントディスプレーを装着すれば、実際に部屋の中に入ったような感覚を体験できる。

 商品は大きさや色をいろいろと試すことが可能。これまで店舗に展示しきれなかった商品もVRで確認できる。

 福井コンピュータドットコムは建材・設備の3Dシミュレーションサイト「3Dカタログ」を運営している。主要メーカー110社・約5千シリーズの製品情報をウェブ上に公開し、3Dで簡単にシミュレーションができる。同社グループの建築CADと連携が可能で、自宅の3D設計データにフランフランの商品を組み合わせることができる。

 野坂社長は「ブランド力のある洗練されたデザインのフランフランの商品を取り入れた自宅の空間を、まるごと提案できる。今は3DやVRを駆使して家づくりを進める時代。実店舗やショールームでのVR活用は拡大していくだろう」と話している。

 バルスは7月に創立25周年を迎えるにあたり、全国の店舗リニューアルを進める計画。夏以降は、青山店などの旗艦店を中心に福井コンピュータドットコムのVRシステムを導入する予定という。

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