福井銀行と福邦銀行、福井・敦賀・武生・小浜・越前各信用金庫の県内七金融機関は二十七日、現金自動預払機(ATM)の他行利用手数料を十月から、完全無料化することで合意したと発表した。時間外手数料も無料にし、七金融機関の顧客は、どのATMをどの時間に利用しても負担がゼロになる。地銀、信金間ですべてのATM手数料を相互無料にするのは全国で初めて。

 異なる金融機関のATMで利用者が現金を引き出すと現在は、百五円の他行利用手数料が必要。平日の午後六時以降や土日の時間外に引き出す際には、五信金間を除き時間外手数料百五円も必要で、合わせて二百十円の負担になる。

 今回の合意では、こうした手数料をすべて撤廃する。全国では、岐阜県内の地銀と信金が他行利用手数料を相互に無料化したケースはあるが、時間外手数料も無料にした例はないとしている。
 七金融機関のATMは県内四百三、県外三十九の計四百四十二カ所、五百九十一台。十月までにシステムの開発やトラブル防止のためのチェックを行う。

 七金融機関の関係者は「顧客利便性を考えた上での判断。なるべく広いエリアで無料化しようと調整した結果、七つで合意することができた」としている。

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