東京都内で限定販売した甘エビを使ったパン=28日、品川・戸越銀座商店街の坂井市アンテナショップ

 福井県坂井市は連携事業を進めている東京都品川区と協働し、同市三国町特産の甘エビを丸ごと使ったパンを商品化した。品川に開設した市のアンテナショップで28日限定販売し、日本海の食の魅力をアピールした。

 パンは、ホワイトソースの上に素揚げした甘エビを乗せて焼き上げ、香ばしいエビの香りと食感が楽しめる。特産品の販促を目指す市が甘エビを提供し、品川にある障害者の就労支援パン工房「プチレーブ」がパンを商品化した。

 アンテナショップでは限定20個(1個200円)で販売。国産の甘エビは都内であまり流通していないとあり、珍しそうに買い求める姿も見られた。

 一方、市の担当者らが区役所に浜野健区長を訪ね、焼きたてのパンを届けた。浜野区長は「都会と地方が連携して、ともに栄える取り組みはとてもいい」と強調。就労支援パン工房の担当者は「甘エビがとてもおいしい。この味を残そうと試行錯誤して作りました。坂井市と友好が深まりました」とうれしそうに話した。

 品川区との連携事業のうち、今回が特産品を活用した商品開発の第1弾。ほかの事業所や店と連携して名所や伝統をアピールする商品づくりも目指す。

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