警戒が続く正木組の事務所前の通り=2016年7月1日、福井県敦賀市本町1丁目

 指定暴力団神戸山口組(本拠地・兵庫県淡路市)の一部直系組長らが新組織結成へ動く中、福井県敦賀市の正木組は神戸山口組にとどまっているとみられることが1日、関係者への取材で分かった。敦賀警察署と福井県警組織犯罪対策課は、抗争阻止へ同市本町1丁目の組事務所周辺で続けている24時間態勢の警戒を強化している。

 神戸山口組は2015年8月、指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂。山口組傘下だった正木組は神戸山口組に加わった。両団体は対立抗争状態にあり、昨年2月には、正木組の事務所に山口組系中西組の傘下組員が銃弾を撃ち込む事件が発生。共犯として別の傘下組織の組長で福井市の男が逮捕、起訴されている。

 県警によると、県内の暴力団は昨年末現在で正木組のほかに山口組系の4組織あり、構成員・準構成員は計約280人とされる。

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