前田工繊の連結中間決算

 前田工繊(2017年3月中間・連結) 土木資材など主力のソーシャルインフラ事業は堅調に推移した。自動車ホイール事業も大幅に売り上げを伸ばし6年連続の増収。売上高、各利益とも過去最高益を更新した。

 ソーシャルインフラ事業の売上高は、前年同期比5・7%増の109億8200万円、営業利益は同6・7%増の17億4800万円だった。構造物の維持補修や景観資材の受注案件の進ちょくに遅れはあったが、災害復興関連や斜面防災、森林保全製品の売り上げが引き続き伸びた。自動車資材などで使われる不織布の受注も好調だった。

 子会社BBSジャパンによるアルミ鍛造ホイールのヒューマンインフラ事業の売上高は、前年同期比15・4%増の40億5千万円と大きく伸びた。メーカー向けOEM(相手先ブランドによる生産)供給も好調。ただ一時的な生産調整で粗利率が低下し、営業利益は同12・2%減少した。中間配当は2円増配の8円とした。

 ■通期も良い数字に 前田征利社長

 予定通りで、通期も良い数字になる。トンネル内のコンクリート片はく落防止など新製品開発に力を入れており、それが回転し始めた。3〜5年で売上高を500億円に持っていく。

 働き方改革に真剣に取り組む。1日から1週間連続のリフレッシュ休暇を新設することにした。日本人はオンとオフの切り替えが下手だ。時間当たりの生産性を高めるため、製造ラインの自動化やロボット化の検討も進める。

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