福井県大野市の曹洞宗宝慶寺で三、四の両日、同寺を開山した寂圓(じゃくえん)禅師の生誕八百年祭と、福井豪雨災害復旧工事完成記念法要が営まれた。四日は大本山永平寺の宮崎奕保(えきほ)貫首をはじめ僧侶や檀家(だんか)ら約五百人が参集。宮崎貫首との記念撮影の後、本堂で特別法要が営まれ寂圓の誕生を祝った。

 また、二○○四年の福井豪雨で大きな被害を受けた本堂や境内が復旧したことを記念する式典も行われ、復旧を支援した多くの住民らも参列。来賓の岡田高大市長らが「目を覆うほどの甚大な被害だったが見事に復旧した」とあいさつした。

 寂圓は中国・洛陽に生まれ、二十二歳で道元禅師を慕って来日。道元が亡くなると永平寺を離れ、銀杏峰のふもとで十八年間座禅を組み続けたと伝えられている。

 同寺は現在、永平寺の第二道場と位置付けられ、国内外から修行僧が訪れている。

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