日本プロ野球OBクラブ主催の「第13回こどもの日全国学童野球教室」(福井新聞社共催)が五日、あわら市のトリムパークかなづで開かれた。坂井、あわら両市から9チーム180人の小中学生が参加し、県内出身の元プロ野球選手らから野球の基本を学んだ。

 教室は、同クラブがこどもの日に合わせ毎年全国で一斉に開催しており、あわら市では初めて。いずれも若狭高出身の浜中祥和さん(元大洋、中日)、川藤幸三さん(元阪神)、乗替寿好さん(元西鉄、広島)ら6人が指導にあたった。

 子どもたちをバッテリー、内野手、外野手の3班に分けキャッチボール、守備、打撃の基本を指導した。浜中さんは内野手に守備を教え「思い切って前に出る勇気と決断が大事」と心構えを伝授。「足の幅を広くし、(右利きの場合)左足の前でボールを取れば球が見やすくなる」と、身ぶり手ぶりを交え熱血指導した。

 外野手を指導した川藤さんは「外野手のエラーは点につながる。ファインプレーはいらない。腰を低くし胸の前で確実にボールを取れ」とアドバイス。子どもたち一人一人に難しいフライのボールを次々と投げ上げ「追いつける」「あと一歩だ」などとげきを飛ばした。

 子どもたちは、プロOBに日ごろの練習の成果をみせようとはつらつとプレー。アドバイスに真剣な表情で聞き入り、基礎技術を高めていた。