県は七日までに、副知事に旭信昭出納長(60)を起用する方針を固めた。飯島義雄副知事(47)が総務省に復帰することに伴う措置で、県会関係者に打診しているもようだ。また同日、臨時の県教育委員会が開かれ、西藤正治教育長(63)の辞任を了承した。空席となっている県信用保証協会理事長に転出するとみられる。九日の臨時県会に提案し、了承されれば十七日付で就任する。

 教育委員の後任には、広部正紘県国際交流協会専務理事(63)が有力視されている。県会で同意されれば、その後の教育委員会で教育長に選任される見通し。

 県職員からの副知事起用は、中川・栗田両知事の下で一九九五年七月まで務めた渡辺智氏以来。西川県政二期目のスタートにあたり、北陸新幹線の本県延伸、福祉教育の充実など「新元気宣言」に掲げる重要課題に、地元が一体となって推進する体制を整えるのが狙いとみられる。

 旭氏は旧美山町出身。金沢大を卒業後、一九六九年に入庁し、教育庁次長、嶺南振興局長、県民生活部長などを経て、二○○五年四月から出納長を務めていた。出納長職は改正地方自治法の四月施行に伴い廃止し、一般職の「会計管理者」を置くことになる。

 国に戻る飯島氏は、○○年秋に自治省(当時)から商工労働部次長として県に赴任。総務部長、政策幹を経て○五年四月から副知事として、部局を超えた施策の総合調整役を務めてきた。総務省では行政管理局管理官に就くとみられる。

 後任教育長が有力視される広部氏は旧清水町出身。一九六六年に福井大を卒業後、県庁に入り、土木部参与、東京事務所長、県民生活部長を経て二○○三年六月から、県国際交流協会専務理事を務めている。

 一方、西藤氏は人事課長、総務部政策審議監、県会事務局長などを歴任後、○○年三月に教育委員に任命され、教育委員から初めて教育長に就いた。○四年三月に再任された。

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