第138回北信越高校野球福井県大会決勝・啓新―福井工大福井 初優勝を決め歓喜する啓新ナインら=6日、福井県敦賀市の同市総合運動公園野球場

 第138回北信越高校野球福井県大会は6日、福井県敦賀市の同市総合運動公園野球場で決勝を行い、啓新が延長戦の末、11—10で福井工大福井を下し優勝。啓新は春季、秋季を通じて初となる栄冠を手にした。

啓新
052 002 010 1…11
100 010 170 0…10
福井工大福井

■啓新 藤原直也、喜屋武賢—喜屋武賢、堂國新
■福井工大福井 大槻匠一朗、中田泰揮、加藤功海—島谷元貴

▽本塁打 北川智也、島谷元貴(福井工大福井)

 啓新は1点を追う二回表に打線が爆発。1死一、二塁の好機に喜屋武賢が左越え適時二塁打を放ち同点に追い付くと、続く南口友貴の中前適時打で逆転に成功した。その後も打線がつながり、この回計5点を挙げ福井工大福井を引き離した。八回に同点に追い付かれたが延長十回、秋山和徳が中越え二塁打で出塁。1死三塁から岸悠二朗の犠飛で1点をもぎ取り試合を決めた。

 今大会好調の先発藤原直也は粘りの投球を見せていたが、八回、福井工大福井打線につかまり降板。継投した喜屋武賢は制球が定まらず同点を許したが、冷静なピッチングで最後を締めくくった。

 福井工大福井は初回、北川智也が先頭打者本塁打を放ち先制。逆転され7点差で迎えた八回、島谷元貴の本塁打に始まり、佐藤勇斗の右越え適時三塁打や藤中の左前適時打など打者一巡の猛攻で同点に追い付いた。九回には一打サヨナラの場面をつくるもあと一本が出ず、接戦を制することができなかった。

 先発大槻匠一朗は被安打8自責点7と打ち込まれ降板。2番手の中田泰揮は登板直後にスクイズを決められ得点を許した。3番手の加藤功海も力投したが、啓新打線を抑えることができなかった。

 決勝戦は三回裏を終え啓新7−1福井工大福井の時点で雨が強まり、1時間39分の中断を挟んだ。

 6月に新潟県で開かれる北信越地区高校野球大会には、優勝した啓新(2季ぶり3度目)、準優勝の福井工大福井(8季連続37度目)の2校が出場する。

関連記事
あわせて読みたい