サクラマス釣りのマナー向上へ製作したワッペン

 九頭竜川のサクラマス保全活動などに取り組む団体サクラマスアンリミテッド(福井市)が釣り客のマナー向上、トラブル防止へ特製ワッペンを製作し普及に取り組んでいる。4月30日に福井県永平寺町の同川河原で開かれたイベント「ミーティング2017」で参加者へワッペン使用を呼び掛けた。

 九頭竜川は全国から大勢のファンが訪れるサクラマス釣りの聖地。釣り客が増え続ける一方、ルアーを投げる際や、川に入る時に先客に声を掛けても無視されたり、怒鳴られたりするトラブルが近年頻発している。

 同団体が毎年釣りマナーなどを討論する「ミーティング」でもトラブルが報告され、釣りのポイントに入る際には先行者への声掛けを呼び掛けていた。

 釣り客同士で声掛けするマナーを広めようと団体で特製ワッペン千枚を製作。目立つ箇所に付けてもらうことで、マナー趣旨に賛同していることが一目で分かり声掛けしやすくなるという。

 今年に入り、県内の釣具店、永平寺町の魅力発信交流施設えい坊館で1枚500円(税込み)で販売している。サクラマスの図柄は黄色とピンクの2色がある。すでに500枚が売れ、団体では「さらに普及を進め、楽しく釣りができる環境づくりを推し進めたい」と話している。

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