関西電力高浜原発の4号機=福井県高浜町

 関西電力は9日、5月中旬の原子炉起動を予定している高浜原発4号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)=福井県高浜町=の原子炉容器の組み立てを完了したと発表した。早ければ17日に原子炉を起動する。22日にも発電・送電を開始する予定で、6月中旬の営業運転を目指す。

 原子炉容器の組み立ては2日に始めた。上ぶた(直径約4・6メートル、高さ約2メートル、重さ約56トン)などを取り付け、9日午後6時20分に作業を終えた。トラブルはなかった。

 非常用ディーゼル発電機の正常な起動を確認する検査を同日開始した。非常用ディーゼル発電機の検査後、約3日間かけて1次冷却水系統に圧力を加えて、配管や弁からの漏れがないかを確認する。

 その後、原子炉起動に向けて1次冷却水の温度や圧力を上昇させて起動試験を行う。

 4号機は昨年2月に再稼働したものの、わずか3日後に原子炉が緊急停止した。発電することはなかったため、今回が初のプルサーマル発電となる。

 3号機は5月中旬に燃料を原子炉に装荷し、6月上旬に起動。7月上旬の営業運転を見込んでいる。

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