ウエスタン・リーグの広島戦で本塁打を放つオリックスの吉田正尚=舞洲サブ

 開幕前に腰痛で戦列を離れたプロ野球オリックスの吉田正尚(福井・敦賀気比高出身)が10日、ウエスタン・リーグの広島戦(舞洲サブ)に「2番・左翼」で先発出場し、実戦復帰した。先制のソロを放つなど、3打数2安打で2打点を挙げ「打席に入ったら、強くは振れている」と手応えを話した。

 一回の第1打席、初球の直球を代名詞のフルスイングで捉えた打球は、左中間フェンスを軽々と越えた。二回には押し出し四球を選び、六回は左前打。八回の守備から交代した。1軍昇格には「正直(けがの)怖さはある。中途半端な形では上がりたくない」と慎重な口ぶりだった。

 福良監督はヤフオクドームで、12日の西武戦からの1軍合流について「何も問題なかったら」と含みを持たせた。

 吉田正は3月22日の練習中に症状を訴え、23日に「急性筋性腰痛」と診断された。福良監督は「本人は相当悔しがっていた」と様子を説明し「選んだメンバーでやる」と全員で穴を埋める姿勢を示した。

 吉田正は新人だった昨季、出場63試合で10本塁打を放って大器の片りんをのぞかせたが、腰痛で長期離脱するなどけがに悩まされた。

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