本県を舞台に十月にスタートするNHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」のヒロイン、貫地谷(かんじや)しほりさん(21)が十三日、敦賀市港町の旧敦賀港駅舎で西川知事と対面した。貫地谷さんは「自然が豊かで美しいところ。ドラマの中で一生懸命福井をPRします」と抱負を語った。

 貫地谷さんは十二日、ヒロイン決定後初めて来県。役のイメージを膨らませようと、メーンの舞台となる小浜市で塗り箸作りの体験などを行った。

 西川知事は貫地谷さんに花束を手渡し「元気な福井を、元気ですてきなヒロインに演じてもらうことになり喜んでいる。県民も期待しています」と歓迎。貫地谷さんは「地元の皆さんに温かく迎えられてうれしい」と笑顔で応えた。

 貫地谷さんは、小浜市での箸作り体験や、撮影に使われる民家を訪問したことなどを知事に報告。楽しみにしていたという焼きサバは「予想よりとても大きくてびっくり。生姜(しょうが)とマッチしてとてもおいしかった」とも話した。

 同席したNHKの遠藤理史チーフプロデューサーは「二日間の滞在で福井の人たちと触れ合い、明るいドラマができると確信した」と語った。

 河瀬一治・敦賀市長も駆けつけ「協力は惜しみません」とあいさつし、握手を交わした。

 ドラマは、小浜市の若狭塗箸職人の家に生まれた主人公和田喜代美が、高校卒業後大阪で女流落語家を目指すストーリー。六月上旬にクランクインする。