福井県内の特殊詐欺被害(年間)

 福井県警が4月に認知した特殊詐欺被害は17件約6650万円に上ることが12日、県警のまとめで分かった。1〜4月に金融機関窓口やコンビニ店員の声掛けで阻止した事例は35件と前年同期と比べて15件増えている一方で、1〜4月の被害は38件1億3751万円に上り、年間で最悪だった2014年(2億8540万円)を上回る勢いとなっている。県警は「自分は大丈夫と思わないで」と警戒を呼び掛けている。

 まとめでは、4月に認知した被害はオレオレ詐欺6件3550万円、架空請求詐欺7件2678万円、還付金詐欺2件235万円、融資保証金詐欺2件188万円。

 実在する息子をかたるオレオレ詐欺や、保険料を返すなどと偽る還付金詐欺の電話は、高齢者宅の固定電話機に掛かってくる。架空請求詐欺のうち、有料サイトの閲覧履歴があるなどと偽り電子マネーカードを購入させる手口はメールがほとんどで、20〜30代も被害に遭っている。

 県警生活安全企画課の山本泰弘・犯罪抑止対策官は「自分もだまされるかもしれないという心の準備と、固定電話に警告機能を付けるなどの対策をお願いしたい」と訴え、「電子マネーカードを購入するよう言われたら詐欺だと思ってほしい」と話している。

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