2020年12月のオープンを目指す福井銀行新本店のイメージ図

 福井銀行は12日、本店(福井市順化1丁目)の建て替え計画の概要を発表した。新本店のコンセプトは「地域をつなぎ、未来を創る」。新たなまちづくりのシンボルとしたい考えで、市民らが集う親しみやすい設計とする。2020年12月にオープン予定。

 同日の決算会見で林正博頭取が説明した。新本店は7階建て、延べ床面積は約1万2600平方メートル。1階は本店営業部で、2階には大ホールと市民らが集えるスペースを設ける。3階からは本部機能の業務フロアにする計画。

 デザインのコンセプトは、伝統産業の繊維業に着目して「紡ぐ」とした。外観は縦格子で自然光を取り入れ「櫓状に糸を紡いだようなシンボル性のある建物」(林頭取)にする。内装は越前和紙や羽二重織物、県産材など地元の素材を多く使う計画。林頭取は「福井の素材を県外に発信する拠点にもしたい」と述べた。

 現本店は18年4月から解体を始め、10月から建設に取りかかる。20年8月に完成し、同年12月にオープン予定。本店建て替えに伴う仮オフィスとして利用する事務センター(同市今市町)の建築を既に進めており、ことしの11月末に完成する。総事業費は約100億円。

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