巣の中で確認された2羽のひな=15日、福井県越前市中野町(福井県提供)

 福井県は15日、福井県越前市白山地区で飼育している国の特別天然記念物コウノトリのペアが温めていた卵のふ化を確認し、1970~71年に同市白山・坂口地区に滞在、保護されたくちばしの折れたコウノトリ「武生(コウちゃん)」の孫に当たるひな1羽が新たに生まれたと発表した。

 県自然環境課によると、15日午前10時10分ごろ、県の獣医師が飼育ケージに入り、目視で確認した。ひなの状態に問題はないという。

 県が飼育するコウノトリの「ふっくん」「さっちゃん」ペアは、武生の“一人娘”の「紫」(22歳)が産んだ3個の卵を温めていて、14日に1羽目のひなの誕生が確認された。残る一つの卵も、順調なら近くふ化する見通し。

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