私がこれまでにトレードを始めたキッカケとなったのは、今から17年前に資金がゼロの状態で広告代理店を起業し一時は順調に成功はしたものの、その後何度も苦境に立たされてきたからだ。

 それからというもの色んな本を読み漁り、お金というものに悩み、興味を持ち、次第にトレードスクールを創りたいという目標ができた。おそらく自分自身が悩んだ末に「こういうメンターがあのときいたらな」という願望があって、「そういうシステムを自分自身が創ればいい」と起業が好きな私は考えたわけだ。

 ある日、そういう夢を抱いていた私は友人と一緒にトレードセミナーに行ってみた。
証券マンを通して株式投資をしていた私はネットトレードに魅かれたのはいうまでもない。

 その後経営コンサルタントの人に、東京で一緒に経営塾・投資塾を立ち上げないかと誘われ、経営していた会社を辞めて東京で事務所を開いた。それからというもの起業塾開業のための様々なことを教わったりセミナーへも通い知識を高めた。そのときに行ったのひとつがNLPのセミナーだったわけだ。

 しかし、共同経営者は経営塾をしたかったのだろうか、投資には興味がないようなので話し合いをして地元に帰ることにした。地元に帰った私は、友人がトレードを行っている姿を目の当たりにして羨ましかった。さっそく私も目標を達成すべく意志を強く持つことになったわけだ。

 さて、決心はしたもののトレードスクールをしようにも資金がわずかしかない問題にぶつかった。そういう状態で資金を増やす方法? そう、トレードで利益をあげるしかないのだ。

 通常の投資家はトレードで成功するのが目標だろうが、私はそんなかっこいいものではなく起業をするためにトレードで食っていくしかなかったのが現実だったのである。

 私のトレード生活はここから始まったわけだが、実をいうと成績が安定した今よりもこのときの方が利益率はよかった。怖さを知らなかったというか、リスクをとるしかなかったために起きたビギナーズラックだったのかもしれないが、私には幸運だったのである。

 そのお陰で、トレードをしているところを見て出資してくれる投資家も見つかり会社を起こすこともできたからだ。実際に本格的に勉強や研究をし始めたのは、ビギナーズラック後からのドローダウンを経験してからだった。具体的には今後書いていくと思うが結果的には心理が全てだと私は考えるようになった。