氷川神社

 縁あって、東京は港区赤坂の地に借りの居を構え、福井と東京を行ったり来たりして4年が経ちます。“住めば都”とはよく言ったもので、たくさんの人々が行きかう東京も心地よいと感じられる今日この頃です。なれですかね。

 赤坂近辺には、東京ミッドタウンの檜坂公園の木々、裏手には百年以上は経っている大きな樹木が生い茂った氷川神社。もう少し足をのばせば、赤坂御用地。そして昔の町を思い起こさせる旧町名のついた22にもなる坂道。まわりは意外と緑に囲まれています。

 その坂道のひとつ、本氷川坂を上がりきると見えるのが氷川神社の鎮守の森。その太く高い木々の中にいると、空に突き刺さるかのようにそびえるビルの中にありながらも、そこだけは別世界。深い緑に安らぎを得て、ときには活力を与えられます。福井市では足羽山でしょうか。都市の真ん中にぽっかりと百数種類の原生林。何ともいえない安心感と心地よさが、体中にあふれてくるようにも感じられます。

 それは、ふだん都市に生活する私達が、自分の体も自然だという事を忘れているからではないでしょうか。自然とふれあい、自分も自然だと思い出し、木々のリズムにシンクロ出来るのでしょう。

 東洋には古くから、「陰と陽」のエネルギーによって物事は構成されている、という考え方があります。それは男と女、プラスとマイナス、昼と夜、相反する存在や事象ではありますが、お互いにバランスよく引き、撥ね付つけあい、補い合うのが陽と陰の関係だと思います。

 その考えでは、健康を保つうえでも、この2つをバランスよく保つことが大事になってきます。自然の大地でとれる恵みを利用し、体の陽と陰のバランスを中庸にもっていくことが大事です。

 そこで、前回に大根湯を紹介させていただきましたが、今回は、梅しょう番茶を紹介しましょう。

【梅しょう番茶】

◆効用=疲労回復、胃腸強化、腹痛、血液浄化、冷え性、かぜ、神経症、貧血、低血圧、頻脈、動悸に。

梅干し 中1コ
しょうが汁(おろし) 小さじ1
番茶、ほうじ茶 150~200ml
しょうゆ 少々(天然のもの、化学調味料の入っていないものにしてね)

 梅干しのクエン酸やしょうがの成分が代謝をうながしたり、血液をきれいにサラサラにして痛みも解消。しょうゆと梅干しの塩分は、血液中のヘモグロビンを活性化させ、十分な酸素を運びます。

 朝、起きがけに元気のないとき、昼すぎにテンションが下がったとき、動物性食品や甘いものをとりすぎたときなど、とても効果的です。一度お試しあれ。