成功し続けるトレーダーとそうでないトレーダーの大きな違いは、戦略と感情のコントロールにあると確信している。知識を豊富に持ち「腕が良い」とされているトレーダーであっても戦略を立てなければ成功は一時的なもので終わる。また、戦略を立てていたとしても、実施の過程で不安、ストレスなどの心理的な障害により、その戦略は効率的に機能できなくなってしまう。

つまり、最高の機会と資源を手に入れることができたとしても、戦略と正しい心理状態を持ち合わせていなければ、それらを有効に活用することはできないということだ。「マーケットの魔術師」の著者であるDr.バン.K.タープ氏もNLP心理学を取り入れた方法でトレーダーにコーチを施し米国でのトップトレーダーを育てるのに成功した一人だ。

彼は著書の中で、トレーダーとしての成功要因を「心理的要因・自己管理要因・意思決定要因」の3つに分け、そのいづれがかけても成功はあり得ないと述べている。

NLPトレーダーコーチングでは、心理的要因ならびに自己管理要因となる、深い意識レベルでの自己認識と目標設定、そして目標達成に欠かすことの出来ない客観的思考による戦略と、感情のコントロールを学ぶことができる。成功者のモデリングである実践心理学NLPのテクニックを取り入れているため、あなたに最もふさわしい売買手法を含むスタイルを確立するための目標設定が可能となり、その結果、継続的に安定した成果をあげることに繋がっていくのだ。成功者とはまさしく「成功し続ける人」なのである。

※NLPとは
NLPは「脳神経言語プログラミング」(Neuro-linguistic Programming)の略で、「モデル化の科学」とも呼ばれる、脳の取り扱い説明書のことである。1970年代にアメリカのカリフォルニアでリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが3人の天才的なセラピストを分析し開発。その後、さらに言語学・心理学・人間工学・精神生理学などを取り込み、誰にでもすばやく、簡単にでき、しかも実用的である“学問”を生み出す。

その3人の天才とは、
・催眠療法家の『ミルトン・エリクソン』
・ゲシュタルト・セラピーの『フリッツ・パールズ』
・家族療法家の『バージニア・サティア』

3人は全く異なったアプローチを行うセラピストだったが、それぞれが独創的で劇的な成果を出していた。

NLPはこの3人を元に、天才が使う『ことばの使い方』や『ノンバーバル(非言語)の使い方』、そして、『無意識の活用の仕方』を科学的に分析し、体系化し、誰もが実践で簡単に活用できるようにしたものである。
NLPが最強のコミュニケーション・スキルと言われる理由がここにある。

トレーダーに当てはめれば、トップトレーダーに共通する戦略や考え方・行動をモデル化し、心の問題からできるネガティブな思考をポジティブに転換させる技術である。

このように元々は心理療法の世界で急速に広まったNLPだが、現在ではその驚異的な効果性を得るために世界のトップビジネスシーンやスポーツの世界でも活用されている。

実はアメリカのクリントン元大統領もこのNLPを学び、自身の演説に活かしていた。また、アンソニー・ロビンズという、NLPを学んだ米国のメンタル・トレーナーが、当時低迷していたテニスプレーヤーだったアンドレ・アガシ選手をコーチングし、世界ランク1位に上り詰めさせたというのは非常に有名な話である。

さて、心とはどこのことかお分かりだろうか。それは「脳」のことである。そして心とは感情のことを指す。
したがってNLPとは感情とのコミュニケーションツールのことである。

■村居孝美(むらいたかよし)プロフィール

エクセレントホース㈱代表取締役。日本テクニカルアナリスト協会会員、認定テクニカルアナリスト(CMTA)。NPO法人日本デイトレード協会公認講師。米国 NLP協会認定マスタープラクティショナー。

2002年より日本株式市場でプライベート・トレーダーとしてシステムトレードを行う。平成16年個人投資家向けのトレーダー教育を行うエクセレントホース株式会社をスタート。独自のアルゴリズムによる銘柄スキャンシステムを開発、『ブレイクアウトシステム(BOS)』としてリリース。

平成20年、日本で初めてトレーダープログラムとNLP心理学を融合した「NLPトレーダーコーチング」を確立。日本でNLPスキルを使った投資家心理トレーニングの第一人者。これにより初心者を含む多くの個人トレーダーが正しい方向に軌道修正し劇的な変化を遂げ、ゴールすることに成功している。

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