地球の温暖化により大気現象はスケールが大きくなると科学者は指摘しています。大気温度が高くなるとその熱により水の蒸発量が増えます。水蒸気はやがては雨や雪になって戻ってきます。蒸発量と降水量は差し引き零の関係にあるからです。海面と地表から蒸発しますが、地表に水分がなくなると砂漠と化してしまい、砂漠の拡大が深刻な問題になっています。

 水蒸気は再び水滴に戻って降水となりますが、雨は地球の表面にまんべんなく降る訳ではりませんので、局地的な大雨や豪雨の回数が増えています。平成16年7月18日の福井豪雨もその例であると指摘されています。

 2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」は最大時でカテゴリー5*でした。フロリダ半島を横断してメキシコ湾に入り、ルイジアナ州に上陸したときはカテゴリー3になっていました。死者行方不明2541人でした。この時期は温暖化の影響が議論されていましたので、科学者はその実例として指摘しました。(昭和34年の伊勢湾台風の使者行方不明者は5098人)

 ハリケーンのカテゴリーは日本では使いませんが、最大風速で日本の分類と比較しますとカテゴリー1は「強い」、カテゴリー2と3は「非常に強い」、カテゴリー4と5は「猛烈な」となります。さらに本邦では最大風速15m/s以上の暴風半径により大型(500~800km)、超大型(800km以上)に分けています。

 最大風速は日本では10分を平均して秒速にしますが、アメリカは1分を平均しますので、単純に比較はできません。ちなみに飛行場観測は10分を平均していますが、局地通報は2分間の平均風速です。

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