前回は「梅雨明け十日」を書きました。今年は11日間も晴が続いて連日30度を超す暑さとなりました。梅雨が明けてから8月22日までの37日間を見ますと、最高気温が35度以上の猛暑日は13日あります。

 最高気温を旬別に平年と比べて見ますと2度から3度高く、平年ですと7月下旬がピ-クですが、今年は8月上旬で平年比3.2度高く、5段階の区分で「かなり高い」となりまた。また、この間に1ミリ以上の雨が降ったのは僅かに7日となっています。7月下旬から8月中旬までの降水量を平年と比較しますと、7月下旬は6%、8月上旬は25%、8月中旬は台風4号に伴う雨のため185%でした。この間のトータルで見ますと75%となります。

5段階区分は、気象庁が平年との比較方法として平年並み・やや高い(やや低い)・かなり高い(かなり低い)と分けています。「かなり」と言うのは30年間の観測値のうち1~2回出現する値としています。

 通常の夏は太平洋高気圧に緩やかに被われており、陽が昇るにつれて内陸が温められると上昇気流が起こり、綿雲が点在します。上昇気流を補完するために海上から内陸へと風が吹くようになります(局地風の一種で海陸風といいます)。日本海側は北風が入り、日射による気温上昇を抑える働きをしてくれます。

 今年の夏は高気圧からの南風が強いため、海からの風が入りにくく、気温の上昇にストップがかかりません。ちなみに北寄りの風が入った日数を昨年の同時期と比較しますと、24日に対し今年は14日と10日もすくなくなっています。