3月11日14時46分に超巨大地震「東北地方太平洋沖地震」(東日本大震災)が発生しました。気象庁は本邦観測史上最大のマグニチュード9.0と発表しています。

気象庁は気象業務法により、気象・地象・地動及び水象の観測並びにその成果の収集及び発表が義務づけられています。

地球は誕生してから46億歳と推定されます。誕生当時の火の玉状態は表面が冷却されて厚さ10~200kmのいくつかの板状(プレート)になりゆっくり移動しています。

日本はフイリピン・太平洋・ユーラシア・北アメリカプレートの接触点にあり、接触面はプレートの移動に伴う歪みがうまれ、歪みが戻るときに地殻変動が起こり地震となります。

地盤の揺れ方により震度が決まり、各地の震度分布から震源が判定されます。一般的には有感域が広くて震度が大きいと地震規模は大きいのですが、それを数値で表したのがマグニチュードです。

マグニチュードは1935年にアメリカの地震学者チャールズ・リクターが考案したもので、その後さまざまな検証が行われ、計算方法は十数個あります。

リクターの計算方法は単純明快です。「震央から100kmの標準地震計が記録した最大振幅をミクロン*単位で読み取り、その実用対数をマグニチュード」と定義しています。

震央から100kmに標準地震計があるとは限りませんので、各地のデータから推定値を作って計算します。

気象庁は2003年以降、リクターの計算方法に改良や補正を加えて複雑な計算式を使っています。マグニチュードが1増えるとエネルギーは約30倍に、2増えると約1000倍になります。

※超巨大地震M9≦ 巨大地震M8≦9 大地震M7≦8 中地震M5≦7 
※M マグニチュード(Magnitude)星の等級、地震の規模を表す数値。
※震央  震源は地殻破壊が起こった場所で、それを地表で表した位置。
※標準地震計 周期0.8秒、倍率2800倍。
※ミクロン 1mmの千分の1。
※実用対数 例えば10の3乗は1000、式で表すと103=1000で、この3を実用対数と云います。最大振幅が1cmは10,000ミクロンですから104でM4となります。

本邦での巨大地震は、1896年の「明治三陸地震」でM8.2。1933年の「昭和三陸地震」M8.1でした。1948年の福井地震は大地震M7.1でした。

亡くなられた方に心よりお悔やみ申し上げますとともに、罹災されました方々にお見舞い申し上げます。

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