気象庁の報道発表によると、日本の昨年12月から今年2月までの天候の特徴は、冬型の気圧配置が度々強まり、寒気の影響を受けて、北日本から西日本にかけ3か月連続で平均気温は低く、日本海側では「平成18年豪雪」に次ぐ積雪となりました。

また全国のアメダスを含む17地点(気象台とアメダス観測所を合わせて330地点中の数)で最深積雪の1位を更新しました。沖縄・奄美他方では気温は平年並みでした。

日照時間は名瀬、沖永良部、那覇、与那国島など7地点で少ないほうからの1位を更新しました。沖縄・奄美では1946年以降最も少なく、これは30年に1度あるかないかの異常気象の基準からみますと、日照時間に関しては異常でした。

一方北日本の太平洋側では多く、北海道の釧路と広尾では冬の日照時間の多いほうからの1位を更新しました。

昨年12月から今年2月までの世界の異常気象を、気象庁の「世界の季節の天候」から抜粋してみました。北極海のアイスランドから東へノバヤゼムリヤ島を経て東経100度付近までの北極圏は高温になり、2月の月平均気温は西シベリア北部の港ディクソンでは-13.3℃で平年より12.4℃も高く5月初旬の陽気となり、アイスランドのアキュレリイは2.3℃で平年より3.6℃と高くなりました。

一方、モンゴル中部からアフリカ北西部にかけては、優勢なシベリア高気圧の南縁に沿って寒気が入り、カザフスタンのアスタナやルーマニアのブカレストでは月平均気温より7℃ほど低くなりました。1月半ばから2月にかけての寒波の影響で死亡者数はウクライナでは130人以上、ポーランドで70人以上、ロシアでは210人以上、ルーマニアで80人以上と各国政府が発表しています。

カナダ中部から米国東部にかけて高温となり、3ケ月の平均気温を見ますと、カナダのアルバータ州コールドレークは気温が-8.1℃で平年より5.3℃も高く、米国ミズリー州のセントルイスは4.5℃で3.2℃高くなりました。

フィリピンでは12月の台風21号により1200人以上が死亡したと政府が発表しました。