1月は上旬と下旬に冬型気圧配置が強まり雪が降りましたが、中旬はほとんど降雪はなく、最深積雪は福井で30cm、大野は71cm、敦賀は41cm、小浜は16cmでした。14日に永平寺町藤巻の県道168号線で法面が崩れて一時通行止めとなりました。

 2月は大雪にはならず、最深積雪は福井・敦賀で13cm、大野38cm、小浜10cmでした。

 3月は山間部以外は降雪はなく、8日には梅が平年より9日遅く開花し、ソメイヨシノは4日早く28日に開花しました。10日と20日頃に大陸からの黄砂を観測しています。

 4月6日から7日にかけて低気圧の急速な発達に伴う強風のため、家屋の一部破損やビニールハウスの倒壊、小浜市と美浜町で電力線の断線により停電しました。またJRは北陸・小浜・越美北線で87本が運休しました。そのほか春祭りやマラソン大会などのイベントか中止となりました。

 5月は県全般に上旬の気温はかなり低く、月の降水量は一部を除いて平年の半分以下でした。最小湿度は敦賀で9日に11%、福井は22日に7%と5月としては観測開始以来の最小を記録しました。月の日照時間は多く5月としては観測開始以来1位を記録したのは三国、越廼、勝山、大野、今庄、美浜、小浜でした。

 6月18日ごろ北陸地方は平年より6日早く梅雨入りし、梅雨明けは8月7日ごろと平年より2週間遅く、この間の降水量は平年より30%多くなりました。

 7月6、7日は、奥越地方で強風により屋根瓦が飛ばされる被害や落雷による停電がありました。また、中旬と下旬は梅雨前線の活動が活発になり、13日は福井市で床下浸水や道路の冠水、30日は越前市の3地区に避難勧告があり約13000人が一時避難しました。大野市の日降水量163.5mm、同じく勝山市の175mmは観測開始以来の1位でした。

 8月23日に小浜市の漁港付近から内陸にかけて竜巻が通り、距離1km幅150mの範囲の建物95戸と漁船やプレジャーボート8隻が被害を受けました。体験した人は、海から渦を巻いて移動してきた、吸い込まれるような風が吹いた、木材置き場の材木が浮き上がった、上空は黒い雲が渦をまいていた、砂塵が舞い上がり周辺か真っ白になったなどと語っています。31日は台風15号から変わった低気圧からの前線が通過し、福井市・勝山市・大野市・越前市で街路樹の倒木が相次ぎ市道を塞ぐなどの被害が出ました。

 9月16日に台風18号が渥美半島に上陸して北東に進み、嶺南地方に大雨が降りました。警報よりもランクが上の「特別警報」第1号が出され、3市3町に避難勧告が1町に避難指示の発令がありました。小浜市の15、16日の降水量合計は413mm、美浜町は308mmで、この豪雨で美浜町では裏山が崩れ家屋が全壊し女性1名の死亡が確認されるなど、家屋の全半壊6棟、床上床下浸水は570棟の被害が出ました。また常神半島は道路崩落で集落孤立。小浜市の江古川はん濫、若狭町の野木川で堤防が決壊しました。敦賀市・美浜町・小浜市・大飯町の日降水量は観測開始以来の1位を記録しました。

 10月は気温が高く各地で10月としては観測開始以来を記録しました。降水量は上旬はかなり少なく、中下旬はかなり多くなり平年比で150%以上の観測所が半数を超えました。

 11月の上旬は高気圧に覆われ、晴れた日が多く気温は高目でしたが、その後は寒気が入り山沿いで初雪となりました。降水量は嶺北でかなり多く、嶺南は平年並みでした。

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